自分のセクシャリティが完全に確立するのは30才前後だと言われています。
今まで異性しか好きになれないと思っていたけど、仲の良い友人が気になり始めている…。
この気持ちが恋愛感情なのか、恋愛感情だとしたら自分はレズビアンということになるのか。
今後どうしていった方が良いのかを、女同士で同棲している私の目線で綴っていきます。
私個人の意見です。ややこしくなるのを避けるために性自認などは女性の想定です。
レズビアンかも?と思った時の9のチェックリスト
「もしかしてレズビアンかも…?」と思ったら、まずはこのチェックリストを見て当てはまるかどうかを確認してください。
あなたの好きの気持ちは、恋愛感情なのかそれとも深い友情なのかがわかります。
1.守ってあげたいと思う
2.他の子と仲良くされると嫉妬する
3.エッチしたいと思う
4.その子の身体全身舐められる
5.結婚できない人生でも良い
6.好きな人との子供ができなくても良い
7.誰にも恋愛相談できなくても問題ない
8.親に何と言われてもその子が好きだと言い切れる
9.その子と一生一緒に居たいと思う
当てはまるものはいくつありましたか?
10代で悩んでいる人たちの場合は「9.一生一緒に居たいと思う」なんてまだ分からない…と思うかもしれませんね。
本当に一生一緒に居られるかどうかではなく一生一緒に居たいと思える存在かどうか、ということが重要なんだと思います。
レズビアンとして生きるには覚悟が不可欠
上のチェックリストで、いくつか人生の指針を決めるような設問がありました。
例えば、「結婚できない人生でも良い」「愛する人の子供ができなくても良い」という項目。
これから認められる可能性もありますが、現在の日本では同性婚は認められて居ません。
女性として生まれて、結婚できなくても良いと、その可能性を捨て切れる人は少ないのではないでしょうか。
異性愛者と同性愛者の狭間で揺れている人であれば特に。
結婚できない、子供が居ない人生とはどういうものなのか。
親から結婚はまだかと言われ続け、孫の顔が見たいと言われ、親戚や旧友と集まると子供を生んで居るママに囲まれる。
パートナーは国には配偶者として認められないので、会社からは扶養手当ても受けられないし、税金面でも扶養控除が認められないので普通に結婚して暮らして居る女性と比べると、支払う税金が高い。
仕事面では、独身扱いのためキャリアを積んで収入源を確保しておく必要がある。
ひどい職場だと、「結婚してないんだから」「子供が居ないんだから」とかいう謎の理由で、自動的に時間の融通がきくと思われ、同じ給料にも関わらず仕事を多く振られたり、休暇が認められなかったりします。
医療面では、例えばパートナーが事故に遭って危篤だとしても「家族しか入れない」という理由で面会謝絶です。病気もそう。
もしも、パートナーが死亡してしまった場合でも、婚姻関係にないのでパートナーが遺した物は、お金も物も何一つ手元に残りません。
たとえば2人で貯金をしていて、銀行口座の名義人が自分ではなくパートナーだった場合、あなたのお金も戻って来ません。
レズビアンとして生きるということは、様々な困難と理不尽、誤解や押し付けと戦うことになります。
これらを乗り越えてでも、その子と一緒に居たいかどうか?を考えれば、自ずと自分がレズビアンなのか、重めの友情なのかの判断が付くのでは?と思います。