レズビアン用語やゲイ用語として、タチ(攻め)とネコ(受け)があります。
レズビアンやゲイの人たちの中で、性行為においての位置付けを示す言葉として使用されます。
この記事では、タチとネコの正しい意味と、あまり知られていない由来を紹介しています。
タチ・ネコの意味
タチ(攻め)…性行為の際にリードする側、挿入する側
ネコ(受け)…性行為の際に受け入れる側、挿入される側
レズビアンの場合、挿入するモノがないじゃんと思うかもしれませんが、指やペニバンなどを使用することもあるため「挿入する側・される側」という表現を使用しています。
タチとネコの語源はどこからきている?
タチの語源
「タチ」という言葉の語源は、男性器の隠喩として「太刀(タチ)」という言葉があるため、そこからきているのでは?という説があります。
また、歌舞伎や宝塚の世界では男役のことを「立ち役」と言うらしく、タチ役が語源だとされていると言う説もあるようです。
ネコの語源
ネコの語源も諸説あります。
ひとつめの説は、女性器を表すスラングとして「プッシーキャット」という言葉があり、「キャット=ネコ」に由来しているのではないかという説。
ふたつ目は、工事現場などで使われている一輪車のことを「ネコグルマ」と呼ぶことと、そのネコグルマを押している姿が性行為の体位に見えるという所から来ているのではという説。
(仕事中になに考えてるんだか笑)
これらの言葉から「タチ」「ネコ」という言葉ができて、広く浸透したのではないかと言われています。