私がビアンになるまで【モンハン男1】ボランティア1

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私がビアンになるまで【モンハン男1】ボランティア

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切っ掛けはジュン君が言った「旅行に行きたいな」のひとことだった。

そして話が盛り上がり、夢の国へ行こうということに。

当時、ジュン君は大学生で勉強が忙しかったらしく、旅行プランを練るのを頼まれた。

ジュン君と旅行の話をして帰ってすぐに調べる私。

だいたい決めたところで電話する。

私は完全に浮かれていた。

ようちゃんとは3年付き合っていたけれど、お互いの家しか行ったことがない。

その後も、友達以外の特別な関係の人と何処かへ行くということはなかった。

初めての旅行に嬉しくなってしまって、重大なことを忘れていた。

付き合っていない。

ひとときの夢を見るために、夢の国へ

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普通のカップルのようにデートして、泊まって。

ただ、普通のカップルと違うことは付き合ってないこと。

流されて忘れてたし、付き合ってると思い込みたかった。

帰宅後、「二日間ありがとう!勉強忙しいやろうけど頑張ってね!」とメールを送った。

すると

「ええんやで。ボランティアみたいなもんやし。」

と返ってきた。

目を疑った。

ボランティア。

何かがスーッと身体から抜け落ち、冷めていくのがわかった。

付き合う口約束もしていなかった。

所詮は会いたい時に会えてヤリたい時にできる女としか思ってなかったんだろう。

社交辞令で口にした「旅行にいきたいな」という言葉を真に受けてプランなんか立てちゃって、はしゃいじゃって。

それに付き合ってくれていただけだったと知って、すごく申し訳なくなった。それから消えたくなった。

その後、何通かジュン君からメールが来たけど読めなかった。

そして携帯の機種変と共に番号もメールアドレスも変えて自然消滅。

次回:「私がビアンになるまで【モンハン男2】鬱メン」

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